株式会社エンバイオ・リアルエステート

活用事例

平塚市社員寮(元⼯場)を汚染付で購⼊

神奈川県閉鎖⼯場を現状有姿・契約不適合責任免責にて購⼊。

平塚市社員寮(元⼯場)を汚染付で購⼊

概要

場所
神奈川県平塚市
物件
現況寄宿舎元工場
敷地面積
370坪
当時の状況
以前工場として稼働。売主が自主調査により汚染物質検出
ご希望
建物付汚染土地の売却
対応
現状有姿・契約不適合責任免責

担当者より

不動産業者からの紹介案件。当該地が以前工場として稼働していた事が判明し、所有者様にて売却前に自主調査を実施したところ、特定有害物質とされるフッ素・鉛・1,1,1-トリクロロエタンが検出。
所有者様から相談を受けていた仲介業者も頭を抱えていたところ、汚染地の浄化・買取に実績のある当社に建物付汚染土地物件購入の検討を打診されました。
当社は、表層調査に基づいて土壌汚染リスク(想定浄化費用)と当該地の市場価格を算出し、購入価格を仲介業者を通じ所有者様に提示したところ、ご納得頂き現状有姿・契約不適合責任免責での購入となりました。
当社グループ会社の(株)エンバイオ・エンジニアリング(EE)で深度・絞込み調査を行った結果、地中深くまで汚染が広がっていない事が判明し、汚染土を搬出し清浄土を埋め戻して汚染地を浄化する「掘削除去工法」を適用しました。

土壌汚染対策法

土壌汚染の状況の把握や土壌汚染による人の健康被害の防止を目的とする法律で、2003年2月に施行され、その後も何度か法改正がなされています。この法律に、誰がどのような場合に土壌汚染調査をすべきかが定められています。

対応詳細

汚染付で購入

解体

建屋解体
建屋解体
地中障害物
地中障害物
整地工
整地工

詳細(深度・絞込み)調査

調査位置・ボーリング地点図
調査位置・ボーリング地点図
深度調査
深度調査
深度調査

掘削除去施工

掘削除去工の施工方法模式図
掘削除去工の施工方法模式図
掘削除去工の施工方法模式図
汚染土掘削・積込
汚染土掘削・積込
埋戻し
埋戻し

所感

本件は、現況社員寮として使用していたものの過去に工場が存在していた事が判明し、急遽土壌調査を行った結果、土壌汚染の問題が出た案件です。現所有者様が売却する際に、過去に遡って土地使用履歴を求められる機会が増えており、有害物質を使用していた工場等が存在していた場合には、土壌調査を求められるケースが増加しております。
売却をお考えになる場合には、事前に土地の使用履歴等を調査し、土壌汚染の可能性を知った上で売却活動に入られる方が、売却の契約でトラブルになることが少なくなります。
地歴調査や土壌調査のご相談は、当社グループにお気軽にお尋ねください。
尚、当社は土壌汚染未調査や表層調査のみの土地購入が可能ですので、不動産売却でお困りの際は、お気軽にお尋ねください。